いきものがかり

今日はちょっとまじめな話を。
(いや、いつでもわらひよは真面目ですが(汗))


皆さんは小学生のころ飼育当番になったことはありますか?
飼育当番をしたことは無くても、昔は学校に鳥やウサギがいるのは普通でしたよね。
ところで、今の小学校ではどうなっているのでしょうか?
動物など飼っていないのでしょうかね?


ちょうど一年くらい前に知り合いのNさんからメールが届きました。
彼女は小学校にボランティアとして勤務をしていました。
その小学校にキャリーに入れられた猫が2匹捨てられたそうです。
猫はキャリーから逃げだしたそうですが、そのうちの1匹が
数日後に学校内で発見されました。
深さは1メートル以上ある空き缶捨てのコンテナーの中で
空き缶に埋もれて横たわっていました。
衰弱して出られなくなってしまったようでした。

この猫…
学校の誰も助けようとはしませんでした。
Nさんが保護することを決めても、教職員の誰も何も言葉は無かったそうです。

この猫ちゃんはその後Nさんの頑張りで素敵な里親さんが見つかり幸せに!


そして、その数か月後、Nさんからメールが。
小学校で飼われているウサギに関してでした。
割愛してしまうと流れが分からなくなるので、少し長いのですがそのまま
掲載させていただきます。

この文章を読んで皆さんどう感じるでしょうか。
あなたの周りでは同じような事は起こっていませんか??






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


小学校(埼玉県G市・比較的規模の大きい学校)でボランティアをしていた私(2011年3月まで
週2回勤務)が、小学校のあまりのずさんなうさぎ飼育に改善をお願いしました。
年間を通しての何回ものお願いにも関わらず、何の対策もしない学校。
私はPTAに事情を話し、PTAが学校に話し合いを求めましたが、学校側(校長・教頭・主任)が
話し合いを断固拒否しました。

思いやり・人を気遣う心・自分より弱い立場のものをいたわり、守る気持ち・・・
これを学ぶための教育現場で起こっていることです。

2011年4月からの新任の校長先生が話し合いの機会を設けて下さったそうで、状況は改善に
向っています。が、もし、新任の校長先生の理解がなければ…と思うと恐ろしい思いです。
この学校だけではないと思います。
皆さんの周りでもこのようなことが起こっていないか、気に掛けて頂けたら、周りの方に
呼びかけて頂けたらと思います。


http://blog.livedoor.jp/schoolrabbit/
(上記ブログにウサギの写真が数点掲載)



【2010年春を過ぎた頃】

ふと、覗いたうさぎ小屋の劣悪な環境とずさんな飼育に驚く。
糞まみれの土の上で暮らし、フードや水はボウルや植木鉢のトレーで与えられていたため、うさぎが
手を掛けて飲もうとするとひっくり返り、水が飲めない状態で長時間放置されていることも。
フードや水が土まみれなものも。雌雄を分けていないため、子供たちの目の前で子うさぎが
生まれては死に、埋葬させる…  これが繰り返されている。

学校側に、「これ以上うさぎが必要なのか?」と尋ねる。
「いらない・必要ない・これ以上は困る」と言う答え。
それならば、なぜ無駄に命を増やさないよう、無駄に死なせないよう対策を取ってくれないのか?
飼われている動物には野生と違うルールがある。
去勢・もしくは雌雄仕分けた飼育が必要なはず。
主任の先生に仕分けの許可の確認が取れたところで、飼育委員の子供たちに手伝って
もらってオス・メスの仕分けをした。

主任の先生は「一度やったけど、仕分けるの難しいんだよ。」と。オスのうさぎを見分けるのは
生徒にも私にも容易い事だった。
ほとんどのうさぎの耳は毛が生えていない。原因は耳ダニ。
長期間放置された耳ダニの死骸が耳にこびりついたまま、その上にまたダニが繁殖を繰り返して
いたことが原因。
死んだ耳ダニの死骸で耳の中が真っ黒で、重みで耳が垂れているうさぎもいる。

学校に掛け合い、私の主導のもと、獣医さんを呼び、飼育委員の子供の前で治療・飼育の講習をして頂く。
獣医さんも驚くほどのうさぎの環境の悪さ。


【雌雄仕分け作業 6月2日】


【獣医さんの小学校訪問 6月24日】


獣医さんの処置の日まで命がもたないうさぎが一匹いた。
耳ダニの細菌が三半規管に侵入したことで平衡感覚を失い、ぐるりぐるりとのた打ち回り、
充血した目のうさぎ。そのうさぎをうさぎ小屋に置きっぱなし。
その後「分けて欲しい」とお願いして、小さなケージに入れてもらう。
が、うさぎ小屋の脇に置きっぱなしで、下校の子供たちが心配そうに眺め、うさぎの安否を
尋ねながら帰って行った。


【6月15日 子供たちからこのうさぎが死んだと聞く】


【6月25日 うさぎ飼育のための冊子を2冊作り学校に置く】


【7月14日 獣医さん小学校訪問2度目
     (耳ダニ駆除・成虫と卵の駆除のため2回目必要)】



【夏】

週2日の勤務だが、この一年私がうさぎ小屋を覗くと、水もフードもない日がかなりあった。
暑い夏、水のない状況はどれほど辛い状況か?うさぎに水を与えると一斉に集まりグビグビと
音を立てて飲んだ。



【冬】

うさぎ小屋を覗くと、一面に腐り始めた菜っ葉が敷き詰められていた。
糞尿は敷き詰められた菜っ葉の上にされており、フードも水も与えられてないため、うさぎは菜っ葉
のかろうじて食せる部分を食べている状況。
一人、片付けたが、腐った菜っ葉、糞、土でゴミ袋が2袋。

あまりのことに飼育担当の先生に以下のことをお尋ねする。

「何のためのうさぎ飼育ですが?」…
「うさぎ飼育は情操教育のため。低学年の生活科のため飼われ始めた。」とのお答え。
「うさぎの管理・命への責任の所在はどこですか?」と聞いたところ、ロッカーの棚の上の埃の積もった
資料を指差し、学校には誰が置いていったのか分からない資料がたくさんあります。
重要か重要でないかも分からないから勝手に処分できません。
うさぎもそのようなものです。」という答え。
「生き物の生死を見ることも情操教育の一環ですよ。」とも仰った。
「私は今年担当しただけだから…」というお答えも…。


【3月1日】

一緒に給食を食べていた6年生から、朝のうさぎ当番の時に起こったことに関して沈んだ声で
報告を受ける。
子供たちが朝のお世話にうさぎ小屋へ入ると子うさぎが死んでいたそうだ。
飼育委員の先生に報告したところ、子供たちだけで埋葬するように指示をもらったとのこと。
そのうさぎの死体は荒らされており、内臓が飛び出ていたという。
うさぎの死体を子供だけで埋葬させたことに驚く。


【3月4日 3月1日の件をきっかけに教育委員会・指導主事の方にうさぎ飼育の状況を報告】


【3月8日 うさうさ掲示板(飼育の冊子やうさぎ飼育やうさぎと遊ぶ時のルール)を英語教室の前に貼る】


【3月9日】 

小屋の破れ穴を報告し、塞いでくれるようお願いしたところ、男性の先生が数人で直してくださる。
一匹眼病(涙が止まらない)のうさぎがいると教頭先生に報告。
ボランティア業務最終日のため、もう一度うさぎ環境の見直しと去勢もしくは完全な雌雄隔離の
飼育を学校側にお願いする。
校長先生から「今その件を考えていますが、4月からは新しい校長先生ですからそのあたりの
兼ね合いも…」とのお答え。

状況を伝え、お願いするのは今回だけではないのに、毎回答えははっきりしないものばかり。
以前より去勢の件を獣医さんに相談していたので、金額などを学校側に伝える。
一人の先生が、去勢の詳細を聞くためと眼病のうさぎの診察のため、動物病院に行ってくださる。
去勢の予約を取り、眼病はその時に一緒に治療するとのこと。
うさぎ小屋を掃除していた際に、学校に隣接する学童の先生とお話しする機会に恵まれる。
「最近、学童の子供たちが、学童にランドセルを置きに来たあと『うさぎと遊んでくる』
と言うので、どうしたんだろう?」と、様子を見に来てくれる。
「お友達と遊ぶ時には乱暴なことをしてしまうことがある子が、うさぎにはビックリするほど
優しく、何時間でも抱いて撫でているのを見て感動した。」と仰ってくださる。
「うさぎと遊ぶ前には小屋の掃除を進んでやるので驚きました。」とも。
これはうさぎと遊びたい人のためのルール。
『うさぎさんと遊びたければ、うさぎさんのお家をうさぎさんが住み良いようにキレイに
お世話できる人でなければダメだよ。』と約束したから。
うさぎと遊ぶ一番初めの日にこのルールを教えると、その後は口頭で子供たちが
子供たちに伝え、『遊ぶ前にお掃除』を自主的に守っている。



【3月中旬】

獣医さんから「去勢の予約がキャンセルされてますよ。」と聞く。
学校(教頭先生)から業務連絡の電話を頂いた際にこの件を確認すると、「うさぎ小屋も
整備しなきゃいけないと色々考えて去勢はキャンセルしました。」とのこと。
理由になっていない。
先生たちの目を離れて、子供たちが飼育し、うさぎと遊ぶことを、ある程度まで子供たちの
自主性に任せたければ、去勢は必要に思われるのだが。
眼病の治療もされていないのではないか、心配に思う。



【2月後半~3月 子供たちにうさぎと遊ばせる時間を設ける】

私がうさぎ小屋の掃除をしているところに低学年の子供たちが来て、「うさぎと遊びたい!!」と言う。
私は喜んでうさぎのお散歩を手伝ってもらう。「うさぎを大切に可愛がる子は誰でも
小屋に入ってお世話していいんだよ。」と言うと、子供たちは「知らなかった!!いいんだぁ!。」と。
子供たちは本当に楽しそうで、優しく優しくうさぎを扱ってくれる。
「次はいつ遊ばせてくれるの?」と尋ね、「先生(私)がいる日は絶対に遊ばせてね。
予約(うさぎと遊ぶ)する!!」と元気に言う。
今現在、他の先生で子供にうさぎと遊ばせてくれる先生はいないようだ。


【4月8日】

学童を訪問。
うさぎ飼育の協力をお願いするため。放課後、子供たちがうさぎと遊ぶことを学校側が許可して
くれるのであれば、子供たちに遊ばせてあげたい…と学童の先生たちはとても協力的な態度を
見せてくださった。本当にありがたい。
学童訪問時に子供たち(一人ではなく何人も!)が私を見て開口一番「先生(私)が来たから、
今日はうさぎと遊ばせてくれる?」と。
私が「学校の先生にはお願いした?」と尋ねたところ、「ダメって言われたよ。」とのこと。
お世話になった、動物病院には、たまに生徒がトイレを借りに来るそうだ。
一人の男の子が「また、学校のうさぎが死んじゃった。」と
寂しそうに言っていたそうだ。

飼育委員の男の子に「うさぎを何回も埋めてあげたことあるの?」と聞いたら、
「数え切れないよ。。。」と。
4年生の女の子に「あなたは優しいから来年飼育委員さんになって欲しいなぁ。」と言ったら、
「この小学校のうさぎって、なんだかよく死んでる気がするから、そういうの見るのやだなぁ。」
という答え。

現在(3月)、雄のうさぎは2匹。
いじめられっ子といじめっ子に別れているため一つ小屋の中にフリーで飼えない。
以前はフリーだったが、四六時中いじめられっ子が追いかけられ、噛みつかれていた為、今は
いじめられっ子を小屋の中の小さなケージに入れている。
私がうさぎ小屋を覗くときはほぼいつも、この小さなケージの地面は糞で埋め尽くされており、
水・フードがない状況は頻繁。
(小さなケージに入れるうさぎを一日おきに順番にしようと試したが、いじめっ子のうさぎは
力が強く、強くジャンプしてケージに体当たりしたり、ケージを噛み壊そうとしたので無理だった。)
この追いかけっこの状況やケージに入ったままのうさぎを見た子供たちからは何度となく
「こういうのはどうにも(解決)ならないのかな?」と聞かれた。

私は週に2回(火・水曜)の勤務なので、全てを見ているわけではないし、学校にいる全ての先生に
うさぎの事情を話せたわけでもない。
でも、この状況をおかしい…と思っている子供たちが多数いる。それが今の飼育状況だ。
飼育委員の子供たちはじめ、子供たちは一生懸命に世話をしているが、ルールも大人の手本もなく、
いきなり生き物の親にはなれない。
飼育委員の先生だけでなく、校長先生、教頭先生、主任の先生には「生き物を飼う」という事を
改めて考え直して欲しいと思い、うさぎの環境の改善をお願いしてきたが、はっきりとしたお答えも、
改善しようとする意欲も見ることができなかった。
この一年、私が掃除をしていても様子を見にも来てくれなかった。
「誰かが飼い始めたから(うさぎが)いるだけってところもある…。」
そういうお言葉も校長先生から聞く。


命を粗末にしているようにしか思えない。そんな姿勢を子供たちの前に晒したくはない。
どうか命あるものに対して敬意を払って接してもらいたい!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

うさぎ・インコの状態がかわいそう…というのがベースにあるのは当然ですが、
「間違ってますよ」「子供たちのためになってませんよ」と指摘されているにも関わらず、
「もっともです」と口では答えながら、一年間、動かずに放棄・見ないふり…子供の手本と
なるべき先生の姿ではないです。
この先生たちの姿勢をみた子供たちが大人になった社会で、どうやって捨て猫・捨て犬を
減らせるというのでしょうか。
どうやって命の大切さを学べるというのでしょうか?
離任式(今年4月)で去年の飼育委員担当の先生が私に「今年は(飼育委員)違うんですよ。
ね、(委員会は)一年なんですよ。」って笑顔でおっしゃったのですが、関わった先生たちは
「やり過ごせば、見過ごせば、一年たてば、どーにかなる。リセットされる。」という意識も
あるように感じました。
「ペットと家畜では飼い方も違うんですよね。」とのお言葉もありました。
家畜だったら放っとけばいいと言うのでしょうか?
牛・馬・羊などを飼うことを生活の生業にしている人たちに聞かせたい言葉です。
清潔な飼育環境を整え、病気の子はいち早く隔離し、対処しますよね。
命に関して誰より真摯に対応して「家畜」を世話しています。

この学校に「責任」は見えませんね。
この学校がたまたま、『こんな先生たちの吹き溜まり』であることを願っているのですが…。
先生でない私がたまたま学校に勤務して見ることができた事実だからこそ、できれば多くの人に
伝えたいと思ってます。




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ひどい・・・

こんにちは。

この学校ひどいですね。一人ぐらい声を上げる先生はいないのでしょうか。教育者としてどうなのか、大きな疑問が湧き上がります。

はるか昔(笑)、私が小学生だったころニワトリとウサギがやっぱり学校で飼われていました。
最初同じ小屋で飼われていたのですが、ニワトリにつつかれてウサギがかわいそうということになり、それぞれ別の小屋になったのを覚えています。
当番が毎朝、下に敷く藁を換え、えさと水をあげていました。

事なかれ主義の先生たち・・・なんて悲しい学校でしょう。飼われている動物もその学校の生徒も。

小さな命の重さをなんとも思っていないのでしょうかね・・・

やめてほしいですね。
そこの学校の先生みんな。同業者として軽蔑します。
とはいえ、我が家のちびうさも似たような状況から私のウサギになりました。
私の前勤務先も似たような人間の吹き溜まりでした。
そういった学校は、ろくでもない学校ですよ。
転勤してホッとしましたもの。

☆ Peachの母さま ☆

いまや学校の先生も事なかれ主義なんでしょうかね。
昔は自分の思いを貫く熱い先生が多かったんですけどね~
(変わった先生が多かった(笑))

自分が小学生のころは弱い者を守ってあげることを教わりました。
障害がある子とも一緒のクラスで…
今は学校で何を教えているのでしょうね。

もしも災害が起こったら、この先生たちきっとわれ先に逃げそうですよね。

☆ ジーンさま ☆

そうでした、ジーンさん同業者ですよね(汗)

やはり他にも似たような環境の学校があるのですね。
こう言う先生は何を目指して小学校の先生になったのだろうと思います。
やはり安定した公務員…
それだけの様な気がしちゃいますね。

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わらひよ

Author:わらひよ
東京スカイツリーの近所で、個人での預かり&里親さま募集をしている「わらひよ」こと、ペットケアアドバイザー(愛玩動物飼養管理士1級)で甘い物が苦手な「わらび」と、甘い物が好きだけどダイエットもしなきゃ?の受付係の「ひよこ豆」。
保護ワンニャンの教育係兼遊び相手は・・・三毛猫の風鈴姉妹、沖縄80頭崩壊出身の麦、愛護センター出身の花です。

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